日本人一人当たりの消費量、世界ではどのくらい?
日本人一人当たりの食材消費量、世界でどのくらい?
いまや日本は、世界中の食材が集まり、世界各国の料理を楽しめる飲食店も増え、「食の多国籍化」がますます進んでいるように感じます。では、日本人一人当りが消費している食材・嗜好品は、世界と比べてどの位のレベルなのか。主食の米は?和食に欠かせないお茶は?街中にカフェが急拡大しているけどコーヒーは?興味が沸いたのでWEBで調べてみたところ、中々興味深い結果でした。データ取得時から10年くらい経っているものもあるので、現在までにどの程度変動があったのか想像するのもまた楽しいですね。
お米(2015年データ)
・ バングラディシュ1位(東南アジア中心)
・ 日本50位(韓国15位・中国17位)
・ 世界で一番おコメを食べているのはどこの国?
・・・・・・・・・・(トリップアドバイザー)
お茶(2012年データ)
※原材料は同じ茶葉なので包括して集計(緑茶=不発酵/烏龍茶=半発酵/紅茶=発酵)。
※緑茶のみのトップ3は、日本・ベトナム・中国。
・ アラブ首長国連邦1位(中東中心)
・ 日本17位(中国25位)
・ 世界お茶消費量ランキング
・・(インフォグラフィック)
コーヒー(2013年データ)
・ ルクセンブルグ1位(北欧中心)
・ 日本15位
・ 1人当たりのコーヒー消費量
・・・・・・・・(Holly's Cafe)
・ 世界の一人当たりコーヒー消費量
・・・・・(全日本コーヒー協会)
ビール(2021年データ)
・ チェコ共和国1位(東欧中心)
・ 日本53位(韓国52位)
・ 国別ビール消費量(nippon.com)
アイス(2021年データ)
・ オーストラリア1位(アメリカ3位)
・ 日本20位
・ 世界各国の1人当り年間消費量
・(一般社団法人日本アイスクリーム協会)
日本人一人当たりの食材消費量、世界で一番多いのは?
ちなみに、日本が一人当りの消費量世界一の食材は「タコ」だそうです。日本では古来から愛食されている「タコ」ですが、海外では不人気で「生で食べるなんて考えられない」という声も多かったようです。2020年頃までは、世界全体の収穫量の半数以上を日本で消費していましたが、海外での寿司人気をはじめとした、日本食の世界への浸透・ブームにより、タコも人気食材になりつつあるようですので、数年後にはまったく異なったデータになっているかもしれません。