箱根駅伝シューズのトレンド変遷
箱根駅伝とシューズ
箱根駅伝は1年で最も注目される「駅伝大会」ですが、近年注目の対象は選手だけでなく、その足元=シューズにも注がれています。その立役者は、5年超に渡り圧倒的なシェアを誇ってきた「ナイキ」の存在です。絶対王者「ナイキ」に対して各社がどう挑むのか、そして勢力図が毎年どう変わっていくのか、毎年話題になるところですが、今年は8年振りに「ナイキ」が王者陥落するというエポックメイキングな大会になりました。
ナイキを巡るシューズトレンド
(2018年)
・ カスタム品でない、ナイキの「市販モデル」が選手内で高評価され、本番での利用増加。
(2020年)
・ 国際陸上競技連盟(世界陸連)による「厚底(カーボンプレート)」規制が話題に。
(2021年)
・ ナイキが全出場選手の95.7%と圧倒的な独占状態。ナイキ全盛期の頂点。
(2024年)
・ アシックス「META SPEED」等、ナイキ外の「厚底」人気モデルが目立ち始める。
(2025年)
・ 8年振りにナイキ1強が崩れた変換年。