サラリーマンのリアルなお小遣い事情


我が家は「小遣い制」

恥ずかしながら、我が家は「小遣い制」で家計の主管は妻に任せています。結婚当初は小遣い制にしていませんでしたが、元々私が人付き合いの飲食消費が激しく…あればあるだけ遣ってしまう性質なので、妻に任せた方がうまく回るだろうとの判断です。
さて、世の中「小遣い制」の方は大勢いると思いますが、果たしてどの程度の金額なのか?個人的にも非常に気になるところ。ちょっと調べてみました。


リアルな「お小遣い」事情

サラリーマンの1ヶ月の小遣いの平均額は、2023年現在で「40,557円」だそうです。目安は月収(手取り)金額の25%程度とのことですが、数値だけ見ると想定よりかなり多い印象です。家庭の事情にもよるので幅を15~25%まで下に拡げ、手取り30万と仮定した場合、小遣い額は、45,000円~75,000円となります。金額で見ると…確かに周りを見ても結構リアルな金額かもしれません。

対して、マネーアドバイザーや保険会社の見解では、手取り月収の10%以内に収めるべきという声も非常に多いです。上記同様に手取り300万と仮定した場合、小遣いは30,000円以下ということに。これは結構シビア…実態とかなり差がありますね。但し、小遣い内ですべてまかなうということではなく、個人の嗜好品・趣味・娯楽に関するものは自分の「小遣い」、対外的・社会的に必要な出費として洋服代・散髪代・化粧品などは「家計」から、と家庭内で「小遣い」の対象範囲を話し合って運用する前提での目安金額のようです。

遣い途の内訳は、昼食代・飲み会・嗜好品 がそれぞれ約1万円前後で高い比率ですが、それより一番割合の高いのは「遊興費」とのこと。昼食代・付き合いの会食は日常生活の必要経費として、遊興費を小遣いのバッファとしてどの程度持てているかが、懐の余裕(遊び)のバロメーターになりそうです。

ちなみに私は、毎日昼食を持参することで昼食代も抑えていますが、飲み会2回分くらいの節約にはなっているかと思います。1990年代には、小遣いの平均額が8万円近かった時期もあったそうですが…今の二倍、隔世の感がすごいです。

会社員のお小遣い調査詳細レポート
・・・・・(参照:新生銀行レポート)