今期のJリーグもいよいよ、ラストスパート!
今期のJリーグも大詰め!
今期のJリーグもいよいよ大詰め。
J1・J2・J3それぞれ、昇降格のチームが決まりつつあります。そしてこの時期のゲームは、昇格に手を掛けたチームが気負いから本来の力を出せず失速したり、降格が間近に迫ったチームが驚異的な集中力でブーストが掛かったり、多くのドラマが生まれるので目が離せません。そして先週末、サポーターにとっても悲喜こもごもな、幾多のドラマが生まれました。
前節、激アツのハイライト!
J3では・・・
愛媛FCが、今期上位争いを繰り広げた今治FCを1-0で制し、J3優勝+J2昇格を掴み取りました!今期は初戦を盛岡に1-5と厳しいスタートでしたが、そこから徐々に順位を上げ、シーズン後半からは上位疾走の勢いそのまま、苦しんだ時期もあったものの一気に逃げ切った印象です。
また、J2大宮の残留への望みの綱となっているFC大阪(J2ライセンス非保有のため、2位以内に入るとJ2からJ3への降格枠が1つ減る)は、前節の勢いが嘘のように相模原に0-5で完敗。落胆した大宮サポも多かったのではないでしょうか?
J2では・・・
2位 清水・3位 磐田・ 4位 東京V が、勝ち点差「1」で密集し、自動昇格の残り一つの椅子を最終節で争うという超激アツの状況。清水が半馬身リードしていて、最終節に勝てば周りの結果に関わらず自力自動昇格という一番有利な立場にいましたが…痛すぎるドロー。先制点を取られてから同点に追いついた時は、正直このまま一気に行くと思われましたが…あと1点が遠かった。磐田&東京Vが揃って勝利したため、三つ巴の争いは最後の土壇場で磐田がひっくり返し、晴れて自動昇格の切符を手にしました!
これから「清水・東京V・山形・千葉」4チームのプレーオフで最後の1枠を争いますが、甲府&長崎との上位直接対決を劇的に制して滑り込んだ山形・千葉はこの勢いにどこまで乗れるか?今年は最終節からプレーオフまで若干日が空くので、どのチームもしっかり対策&作り込みをしてくるでしょうし、引続きアツい戦いが楽しみです。
J1では・・・
神戸・横浜Mの首位争い、横浜FC・湘南の残留争いが、いよいよ佳境に入ってきました。首位神戸は、ここまできたら勝ち点3を確実に押さえ、一気に突っ走りたいところですが、さすがに埼スタでの浦和戦はタフなゲームになりました。ドローのまま終わると思われた終了間際、劇的な大迫のゴールで勝ち点3を獲得。横浜Mも怪我人の多い苦しい状態にも関わらず、さすが王者の地力でしっかり勝ち点を積んではいますが…、優勝に近づくチームは、運と言うかポジティブな勢いがありますね、今節の神戸はそんな感じでした。
そして残留争い。湘南が、伝統の「残留力」をいかんなく発揮し、ここにきてまさかの神戸&名古屋を連覇、いまJ1で一番強いのではないかという程の粘りと集中力を見せています。湘南を勝ち点2差で追う最下位の横浜FCも、シーズン序盤から迷走気味だった辛抱の時期を経て、ここにきてチームの練度も上がり、内容も雰囲気もアゲアゲのコンディションになってきている中、鳥栖を相手に3-1の完勝。
そして、この2チームが次節、横浜・三ッ沢で直接対決!ホームで抜群の強さを発揮している勢いの横浜FCか、伝統の残留力でここ一番の勝負強さを誇る湘南か、他サポも注目の激アツのゲームになること必至です!!