何種類知ってる?フライドポテトのバリエーション


フライドポテトというと、添え物・サイドメニューというイメージが強く「脇役」的な捉えられかたをしてきましたが、どんなメニューにも合わせやすい「名バイプレーヤー」として、フライドポテトの存在感は非常に大きいです。今や、日本人の食生活に無くてはならない存在となった「フライドポテト」ですが、当たり前の存在となったが故に、自分なりの拘りを持つ方も増えているようです。
フレーバーや、皮付き等々、様々なバリエーションがありますが、もっとも分かり易い「形」に絞って整理してみました。


  • ストレートカット(太め)➡ ①
    ホクホクした食感が特徴な、もっとも一般的なスタイル。バーガーキング・モスバーガー等のポテトはこのタイプ。
  • シューストリング(一般的な細切り)➡ ②
    細く切り揃えることで表面積が増えるため、サクサクな食感が人気。マクドナルドのポテトが代表格。
  • ウェッジカット(三日月状)➡ ③
    皮付きで食べ応え&香ばしさがあり、ステーキ等の添え物としても定番。フレッシュネスバーガーはこのタイプ。
  • クリンクルカット(波状)➡ ④
    懐かしさを感じる波状の形状は、ディップし易いためホームパーティーでも人気。冷凍食品でも定番。
  • ラティスカット(網目状)➡ ⑤
    じゃがいもを格子状にカットしたスタイルで、他の調理法と比べてボリューム感があるのが特徴。
  • コーティング ➡ ⑥
    バッター液(小麦粉ベース味付)を表面に加えることでサクサク感が持続するのが特長。クアアイナがこのタイプ。
  • スパイラル(トルネードカット)➡ ⑦
    見た目がユニークで、食べ歩きにも適したスタイルのため、お祭りの屋台やイベントの出店でも人気。
  • ハッシュドポテト ➡ ⑧
    細かく刻んだポテトを成型。宅配ピザのサイドメニューや、朝マックのポテトでお馴染み。
  • その他 ➡ ⑨
    丸ごとフライをはじめ様々な形状がある。ちなみに、自分のNO.1はピザチェーン「シェーキーズ」の輪切りポテト。

でんぷんを豊富に含むため加工・調理がし易く、また素材自体の味が薄くどんな料理にも合わせやすい「ポテト」は、工夫次第で色々な見せ方・楽しみ方ができる食材だと思います。形だけをとっても、上記パターンに収まらない新たなスタンダードが生まれる可能性もあります。その様な新しいムーブは、出店やキッチンカー等の小粒なパイロット店舗から火種がついて広がっていくケースも多い気がしますが、ムーブ加速する際の起爆剤「拡散」に対してSNSの果たす力は甚大なので・・、見た目がユニークなものは今後もしばらくは有利かな、と思います。