防災グッズ、本当に必要なものは?


防災への意識を改めて・・

以前、会社で防災訓練がありました。普段はなかなか「災害」というものが身近なものに感じられず、他のエリアで大きな災害があると一時的に意識するけど、時間が経つと風化してしまう・・・という、よろしくない緩んだ防災意識でしたが、この様な行事があると一時的にせよ、また意識を引き締められるのでよかったです。
防災訓練は、会社内の「避難」にフォーカスしていますが、実際に災害に遭ったら、自宅までどう帰るか、家族の安否をどう確認するか、当面の生活物資はどうするか、など考えておかないといけないことが色々あります。どんな災害にも負けないフル装備を備えることなど不可能なので、いかにして必要最低限の「本当に必要」な物資を備えておくか、は重要だと思います。では、実際にはどんなものが「本当に必要」とされているのか、様々な情報を参照した上で、ベスト5をピックアップしてみました。


本当に必要な防災グッズベスト5

1位 : 飲料水
人体の生命維持のため、何をおいてもまずは「水」です。また、非常用のボトル確保だけでなく、折りたためる「給水袋・カップ」も重宝しそうです。飲料としてだけでなく、食料調理・傷の消毒など含め、清潔な水は生活に欠かせません。

2位 : 食料
3日分あれば、最低限「救援」までの繋ぎにはなります。定番のカンパンもいいですが、最近は様々な防災グルメ食品が出されています。また登山家に倣い、糖分不足時の非常食としてチョコレートは常備しておきたいです。

3位 : モバイルバッテリー
人力発電機能+ラジオ付きの防災ツールは重宝しそう。昔ならラジオ一択でしたが、今はスマホに情報が集まりがちなので、SNSでの情報取得など含め、バッテリーの確保は現代の防災にとって非常に重要です。

4位 : 防寒具
冬であれば空調もストップし、激寒の中生身で耐え凌ぐ必要があります。毛布・ブランケット・コート等があればいいですが、いずれもかさばり携帯には不向きなので、防災用の防寒具を備えておくのがベターな気がします。

5位 : 靴
飛散したガラス・金属片などで歩行困難になると、自力で現地から避難することも困難になってしまいます。掃き古したスニーカーを捨て時にとっておき、防災用に回してもいいかもしれません。

他に、必要というコメントの多かった物資が「簡易トイレ」です。これは確かに必要かと思います。ただ…無理して5つに絞るとなると、生命や避難への直接的な影響度を鑑みて次点にしました。まずは、我が家の防災体制を整えなくては・・・