ユニークな社名の由来、厳選20社!

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調べてみると面白い社名の由来

社名は、いわば企業の「看板」。その会社の理念、ルーツ、未来への希望など、
様々な想いが詰まったものでもあり、社名の由来を紐解くと、「そんな意味が!」という感嘆から、「そうきたか!」と驚かさせられるユニークなものまで、様々なパターンがあり非常に面白いです。個人的に面白いと思った社名を、20社厳選してご紹介します。


創業者の名前を加工
  • ブリジストン
    創業者・石橋氏の名前を英語読みにして並び替え。
    石(ストーン)+橋(ブリッジ)=ブリジストン
  • サントリー
    創業者・鳥井氏の名前と、当時の主力商品「赤玉ワイン」の玉を太陽(サン)に見立て並び替え
    鳥井(トリー)+太陽(サン)=サントリー

※ 「アディダス」も創業者名(アディ・ダスラー)


業態&商品名を社名に
  • エドウィン
    デニムのスペル(DENIM)のMを逆さのWにして並び替え。江戸(エド)が勝つ(ウィン)という説は、由来でなく海外向け販促で使用されたもの。
  • 花王
    当時、洗顔用の石けんは「顔石けん」と呼ばれており、「顔」を社名に相応しい当て字に差替えることに。複数候補があがった中から「花王」に決定。
  • 任天堂
    花札の製造販売を行っていたことから、博打ならではの「運を天に任せる」が由来。三代目社長曰く「人生一寸先が闇、運は天に任せ、与えられた仕事に全力で取組む」との発言も。
  • キヤノン
    同社初のカメラ試作機が、観音様にあやかって「カンノン」と命名されていたのを社名とした。英語「Canon」には「標準」という意味も。片仮名綴りは「キヤノン」。
  • シャープ
    1915年に金属製の繰り出し鉛筆を発明し、現在の「シャープペンシル」の基となった。シャープペンシルは、尖った鉛筆という意味ではなく、「シャープ」が創った発明品であるため。

企業コンセプトの略語
  • モスバーガー
    山(Mountain)+海(Ocean)+太陽(Sun)の頭文字から「MOS」とした。大らかなイメージだが、販促キャンペーンでは「Most Dericious Hamburgar」の「MOS」と謳ったことも。
  • GU
    ブランド・コンセプトである「もっと”自由”に着よう」の「自由」をカタカナ読みにし、「自由」=「ジユウ」=「ジーユー」に。社名ロゴは英語表記「GU」とした。

外来語の語源を使用
  • イオン
    ラテン語で永遠を意味する、「AEON(イーオン)」が社名の由来。お客様への貢献と共に繁栄を続けていくとの願いをこめて、旧社名であるジャスコから社名変更。
  • ナイキ
    ギリシア語である、ギリシア神話の勝利の女神「NIKE(ニーケー)」が社名というスポーツメーカーらしい由来。NIKEロゴのスウッシュは、女神ニケの翼がモチーフ。

故事&格言からの引用
  • サンガリア
    中国の有名な漢詩である杜甫「春望」の一節、「国破れて山河あり・・・」に由来した社名。明るくコミカルなCMのイメージからは想像できない意外性のある由来。
  • バンダイ
    中国の代表的な兵法書「六韜(りくとう)」の中で「永久に変わらない物」を意味する「萬代不易(ばんだいふえき)」が社名という、玩具メーカーとしては意外な由来。

地名にちなんだ社名
  • オムロン
    旧社名の立石電機株式会社時代に本社を置いていた場所が、京都仁和寺=通称「御室(おむろ)」と呼ばれる地域だったことに由来。一見英語風の響きだが、実は地名。

外資WEB大手企業は?
  • Yahoo!
    英語「Yet Another Hierarchical Officious Oracle」(もう1つの階層構造DB)の略。小説「ガリヴァー旅行記」に登場する野獣「Yahoo」になぞらえ、ベンチャー気質を表現したという説も。
  • Google
    当初は、10の100乗を意味する「googol(グーゴル)」という社名にする予定だったところ、ドメイン登録をする際に「google.com」と綴りを間違え、そのまま社名とした。
  • Facebook(Meta)
    アメリカの大学が学生間交流を促すために入学年に提供される本の通称「フェイスブック」に由来。ハーバード学生の爆発的な「繋がり」を生んだ創業背景が反映されている。

まさか驚きの社名由来!
  • ポッカ
    元々はニッカウヰスキーに果実原料を販売する会社。社名変更時に「ニッカ」と言えば「ニッカボッカ」を連想するので「ボッカ」を社名候補としたが、語呂が悪いので「ポッカ」に。
  • ミノルタ
    今や世界にまたがる光学メーカーで、一見外資系のイメージもある社名だが、実は「実る田」のカナ表記が社名の由来。今はコニカと合併し「KONICA MINOLTA」となった。
  • DHC
    化粧品&サプリのイメージが強い企業だが、設立当初は「大学翻訳センター」という社名で大学向けに翻訳を行っており、「Daigaku Honyaku Center」の頭文字が現在の社名。