スケジュール管理、手帳派 vs スマホ派?
トレンドは手帳からスマホへ
以前は、年末になると、文具店・本屋では「翌年の手帳」コーナーが大々的に設置され、これもまた年末の風物詩として、皆翌年に向けて1年間の伴を探したものです。
PCが普及しても、手帳ユーザー数に影響はなかったですが、スマホの普及、特にカレンダーアプリが急速に進化したここ5年ほどで、手帳派がスマホ派へかなり流出してきた印象です。
手帳&スマホ、メリットとデメリット
スマホへの流出が進んでいるとはいえ、従来の手帳ならではのメリットも多々あります。各々、主なメリット・デメリットは以下のようなところでしょうか。
<手帳>
- メリット
・手書きによる記憶の定着
・見開きページの総覧性
・バッテリー切れの心配なし
・人前でメモを取り易い(失礼にならない)
・1年の思い出の一冊として現物が残せる - デメリット
・バックアップなし、紛失したら終了
・紛失時のセキュリティ(ロックなし)
・紙のため、悪天候時の屋外ではNG
・記入にスマホより時間が掛かる(人による)
・字が汚いと後で識別困難に(人による)
<スマホ>
- メリット
・荷物を減らせる(別途手帳の携帯が不要)
・万一紛失しても、データ復元可能
・住所情報と地図の連携など、高い利便性
・手書きより入力&修正が楽(人による)
・アラート機能で、うっかり忘れ防止 - デメリット
・バッテリーが切れたら何もできない・・
・電話で話しながら、手帳を確認するのが大変・・
・画面が小さいため、見辛い場合も(人による)
・会話中に使用すると失礼な場合も(TPOによる)
・現物がないので、手帳特有の所有感や愛着はなし
手帳派 or スマホ派?
実際のところ、手帳派とスマホ派はどの程度割合なのでしょうか?様々な集計結果が公開されていますが、平均的な集計傾向は以下のようなイメージです。
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- 手帳派 ・・・ 45~55%
- スマホ派 ・・・ 40~50%
- 使わない派 ・・・ 15~30%
- 若年層の方がスマホ派の割合が高く、40台以上で、手帳派の割合が逆転するようです。
- 約半数の方が、今も紙の手帳を愛用していますが、併用しているケースも多く、今後スマホへの依存度次第でスマホ派に流れる可能性もありそうです。対してスマホ派は、荷物を減らるメリットもあることから「スマホのみ」に拘る傾向にあります。